今日は 大人の体験講座の二回目で骨角器製作に挑戦しました。
まずは、長浜市の塩津港遺跡から出土した骨角器(かんざし・弭:ゆはず・針)をじっくりと観察してもらい、説明をしました。まだ、この段階ではあまり骨角器に対する興味もちょっと浅いかな・・・。
このあと鹿の骨をヤスリとナイフを使いながら形を整えていきます。ここではちょっと時間短縮のために文明の利器(電動工具)の力を借りながら。
最後の仕上げは紙やすりでテカテカに仕上げていきます。ここでは紙やすりの番号を徐々に上げていき光沢感を出していきます。
皆さんこの段階で遺跡出土品を意識し始めます。どれくらい磨き上げているのか、どのような色調であったのか、どんな形状で仕上げていたのかなど。
結果的にここでこってりと磨き上げた人の作品がいい味を出すことになりました。
そして仕上げた後は、今日は玉ねぎの皮またはクルミで染色してもらいました。皆さんの作品は写真のとおりです。飴色の非常に味わい深い仕上がりとなっています。皆さん大満足で帰っていただきました。
お疲れさまでした。