1月29日(日)の午後、大津市里西遺跡の発掘調査現場で、現地説明会を開催しました。
里西遺跡では、令和2年度から発掘調査調査を実施しています。
今年度の調査では、調査対象地の北端にあたる調査区で弥生時代後期~終末期頃(1,800~1,900年前)の竪穴建物2棟を検出し、同時期の集落の存在を確認することができたとともに、検出した竪穴建物のうち1棟は平面形が五角形をした大型のものであったと
当日は晴れ間ののぞく空模様でしたが、時折寒風吹きすさぶなかにもかかわらず、約80名の皆様にご参加いただきました。本当に感謝しかありません。
ご参加いただいた皆様には、調査区まで足を運んでいただき、五角形竪穴建物を間近でご覧いただくとともに、調査員が遺構の状況等について詳しく説明をさせていただきました。
また、出土した主な遺物を現地で展示し、実物を前にして調査員が遺物の特徴等を説明いたしました。参加者の皆様からはさまざまな質問をいただき、調査員の説明にも熱が入りました。