2019年5月24日金曜日

連続講座第1回を開催しました!

 今日、本年度の第1回の連続講座を開催しました。良い天気でしたが、日差しが厳しく、もう夏気分です。
瓦の展示とその解説
さて、本題の講座ですが、昨年11月に記者発表、現地説明会を開催した栗東市の蜂屋遺跡の瓦の話でした。蜂屋遺跡では、法隆寺若草伽藍出土の瓦と同笵の瓦がみつかり、法隆寺との関係がクローズアップされました。そこで、今日の講座では、調査を担当している宮村さんが、どうして蜂屋遺跡みつかった古代寺院に法隆寺と同笵の瓦が葺かれたのか、そしてそれが意味することは何なのかに迫りました。
 講座終了後は、受講者の方に、滋賀県埋蔵文化財センターで、現在、展示している蜂屋遺跡の出土の瓦群の前で解説しました。皆さん、瓦を前に思い思いの質問を宮村さんにいたのが印象的でした。
 瓦の展示は7/3まで開催していますので、ぜひ来館ください。