本日は私、堀から湖南市夏見に所在する夏見城遺跡の調査成果をもとに、「身だしなみ」をキーワードに、発掘調査から遺跡の理解、歴史との関連性を掘り下げていきました。受講者の皆さん、いかがだったでしょうか。
さて、次年度の連続講座も対面、オンラインのハイブリットで開催する予定です。来年2月頃には内容等をご案内できると思います。受講していた方も、していなかった方も是非ともご参加をお待ちしております。
本日は私、堀から湖南市夏見に所在する夏見城遺跡の調査成果をもとに、「身だしなみ」をキーワードに、発掘調査から遺跡の理解、歴史との関連性を掘り下げていきました。受講者の皆さん、いかがだったでしょうか。
さて、次年度の連続講座も対面、オンラインのハイブリットで開催する予定です。来年2月頃には内容等をご案内できると思います。受講していた方も、していなかった方も是非ともご参加をお待ちしております。
今回説明会では、江戸時代の朽木陣屋を取りかこむ「堀」が確認できたという成果をご覧いただきました。あいにくの雨が降りしきるという悪天候の中にもかかわらず、地元の皆さま30名が参加していただきました。本当に感謝です。
なお、当日配布した資料はコチラからダウンロードできます。
今年が滋賀県政150年の節目の年であったことを皆さんご存じでしたでしょうか?そのことに絡め、今回の講座の内容となりました。滋賀県が管理する明治以降の行政文書から考古学や遺跡の発見を読み解いていく、探偵さながらの展開が非常に面白かったです。普段、日の当たることの少ない行政文書を使って、歴史を解き明かしていく、いつもと少し雰囲気の異なる講座でした。
三日月知事の祝辞 |
今日は、秋晴れの本当に過ごしやすい日です。そのなかで、連続講座第5回を開催しました。
内容は「聖なる舎利の信仰/美しき石製塔婆の歴史」と題して、滋賀県立大学教授の佐藤亜聖さんにお話しいただきました。
普段目にすることがあっても、なかなかその意味をわかっていないかった石製の塔婆を、歴史的な背景と意味を非常に分かりやすく解説してくださいました。講座が終わったあとに、これから話に登場した石塔を見に行くとおっしゃっていた受講生もおられ、新たな発見が多かったのではないかと思います。
あいにくの雨模様の中、そしてコロナ禍のため事前申込制で人数を限った中、150名を超える方がご参加していただきましました。ありがたい限りです。
今回の記念講演会は「奈良仏教と政治の世界」と題して、京都大学の吉川先生にご講演をいただき、関連する調査報告を3本いたしました。非常に熱のこもった良い会となりました。お越しいただいた方にはあらためて御礼を申し上げます。
なお、まだ「関西考古学の日」スタンプラリーも含めて各団体で講演会、講座等を用意していますので是非ご参加ください。冊子の方はコチラからダウンロードできます。
今日は連続講座の第4回を開催しました。講師は当協会の福井さんで「古代のエンブレム/瓦のアートから探る歴史」と題した講座でした。今や、新築の住宅の屋根を彩るのは瓦ではなくスレートが多くなり、将来は瓦はお寺ぐらいでしか見ることが出来なくなるかもしれません。
さて、そのような「瓦」を、文様の観点から何を表現しているのか、どのような意味があるのかをスライドを使いながら解説していきました。
受講者の皆さんは、普段は意識していあまり見ることの無い瓦を見る目が変わるのではないでしょうか。今日取り上げた瓦の一部が、滋賀県埋蔵文化財センターで開催中の「滋賀をてらした珠玉の逸品たち」でご覧になれます。平日開館ですが、ぜひお立ち寄りください。
8月28日(日)の午後、栗東市出庭遺跡の発掘調査現場で、現地説明会を開催しました。
今回説明会では、令和3年度に確認された鍛冶工房群の続きが見つかり、これまでの調査結果と合わせると、広範囲に古墳時代前期の鍛冶工房群が広がっていたことを確認できたという成果をお知らせいたしました。
当日は厳しい暑さにもかかわらず、参加者は約160名と、予想よりも多くの皆さまがいらしてくださいました。本当に感謝しかありません。
調査中の調査区に足を運んでいただき、炉跡等の遺構を間近でご覧いただくとともに、調査員が遺構の状況等について詳しく説明をさせていただきました。また、出土した主な遺物を現地で展示し、実物を前にして調査員が遺物の特徴等を説明いたしました。久しぶりの現地説明会の開催となり、調査員も説明によりいっそう熱が入りました。
なお、当日配布した資料はコチラからダウンロードできます。
今回説明会では、佐和山城の城下町を取りかこむ「外堀」が確認できたという成果をご覧いただきました。新聞紙上等で大きく取り上げられたこともあり、参加者が200名あまりと、予想以上の方々がいらしてくださいました。本当に感謝です。天気も心配されましたが何とか雨に降られず開催することが出来ました。
説明会では、現在調査中の調査区に足を運んでいただき、遺構を間近でご覧いただき、また、出土した主な遺物も現地で展示し、実物を前にして解説をおこないました。最近は、コロナ禍でなかなか現地説明会が開催できていませんでしたが、久しぶりの現地説明会で、調査員も説明に熱が入りました。
なお、当日配布した資料はコチラからダウンロードできます。
本日、第3回の連続講座を実施しました。演題は「並べられた埴輪たち/彼ら、彼女たちは何を演じていたのか」で、当協会の辻川が講師を務めました。
埴輪の登場から、その変遷、そして講座の中心となる埴輪群像が意味するところを丁寧に解説しました。
現在、滋賀県埋蔵文化財センターで開催している「滋賀を照らした珠玉の逸品」展にも並べられている近江八幡市供養塚古墳出土男子像にも触れたこともあり、受講者の皆さまは講座終了後、展示場で興味深くご覧になっておられました。
ちなみにこの展示は11/18(金)までで、9/4(日)までは土日祝日も開館しております。ぜひ、足をお運びください。お待ちしております。
滋賀県埋蔵文化財センターで開催している滋賀県埋蔵文化財地域展Ⅳ+50周年記念展示「滋賀県をてらした珠玉の逸品展」の展示解説を学生さんが実施しました。
これは、8/2から5日間、京都橘大学との連携で実施しているインターンシップの仕上げになります。 展示解説は、展示された50点の逸品の中からおすすめの逸品を選び実施しました。
様々な年齢層の方々を対象にして思いを伝えたり、人に説明する難しさを実感したようです。この経験が、彼らのこれからの人生に活かせてもらえるとこのインターンシップを受け入れた甲斐があります。
なお、展示は11月まで開催されていますので、ぜひ足を運んでいただきますようお願い申し上げます。
今日は夏休みの親子体験企画で『縄文人の食卓を復元せよ-きみは3つのミッションをクリアできるか』を開催しました。クリアするミッションは3つあり、
ミッション1:コイの骨格標本を作る
ミッション2:縄文人の食卓を貝塚から復元するヒントを探る(講座)
ミッション3:粟津湖底遺跡から出土した動物骨を鑑定する(ワークショップ)です。
無事、3つのミッションをクリアし、出来上がったコイの骨格標本を持って帰りました。
本日は第2回の連続講座「弥生の剣の考古学-文様と形からみた歴史」と題し、当協会の中村健二が講師を務めました。
2013年に高島市の上御殿遺跡から出土した鋳型に関して、その系譜、解釈を調査担当者としてどう考えたのかを話してくださいました。
講座で取り上げた上御殿遺跡出土の鋳型は7/23から滋賀県埋蔵文化財センターで始まる滋賀県埋蔵文化財地域展Ⅳに出品されます。また、同じ上御殿遺跡でも古代を中心とした遺物は、7/16(本日)から滋賀県立安土城考古博物館で開催される「発掘された近江Ⅱ」で展示され、関連講座も開催されます。興味があればぜひ足をお運びください。
今回はテーマを「文化財の価値とその活かし方-民間事業者の視点から-」と設定しました。講師として福井県の熊川宿で1棟貸の宿を中心に事業を展開されている株式会社デキタの時岡さんと京都を中心にガイドツアーを展開しているまいまい京都の以倉さんをお招きして、民間事業者の視点で地域の文化財をどのように活かすのかを講演いただきました。
講演の後には、講演を補足する形で様々な話題を話しながら、参加者の現在の解題についてどのように解決できるのか等の質問を出発点に議論しました。
民間の立場、行政の立場など立場違いの中で、多くの課題が見えてきたと思います。今後は、これらの課題を一つでも解決できる方法を本セミナーを含め提案できればと思っております。非常に内容の濃いものとなりました。
今年度は、あと1回開催する予定ですので注目していただければと幸いです。
今日は令和4年度の第1回の連続講座を開催いたしました。
今年も昨年度に引き続きコロナ対策のため対面受講の方の人数を絞って開催しております。一方でオンライン参加の方が非常に多く、うれしい限りです。
今年度は「アートから読み解く近江の歴史と文化財」と題して全7回の講座をラインナップしました。
今日は「フィギアの考古学-日本最古の相谷土偶の意味」と土偶とは何かを当協会の瀬口が解説しました。「うつろ」をキーワードに土偶を読み解きました。ちょうど会場の滋賀県埋蔵文化財ンセンターに相谷土偶が展示してあったので、講座修了後に見学しました。受講者の皆様は熱心に質問をしていました。
2月5日(土)の午後、大津市真野公民館で、地元の方々を対象とした説明会を開催しました。
この日はあいにく朝から雪がちらついており、外にでかけるのが億劫な天気でしたが、参加者は12名と予想していたよりもたくさんの方々がお越しくださいました。ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
また、せっかくの機会なので出土した遺物を会場で展示しました。実物を前にして、参加者の方々も「うちの地元でこんなものが発見されたのか!?」と、とても興味深く見てくださいました。
なお、当日配布した資料はコチラからダウンロードできます。
内容は、当協会の佐藤さんから縄文人の食に焦点をあてた話を、遺跡出土の動物骨から展開しました。
受講者の方は、今に続く琵琶湖の恵みについて、まさに舌鼓を打ったというところでしょうか。
これで、今年度の連続講座は終了となりますが、次年度も今年度と同様に本会場(対面)、サテライト会場、オンライン参加で開催していく予定です。
2月中旬ごろには、募集を開始いたしますので、ホームページ等でご確認ください。皆様のお越しをお待ちしております。