内容は「聖なる舎利の信仰/美しき石製塔婆の歴史」と題して、滋賀県立大学教授の佐藤亜聖さんにお話しいただきました。
普段目にすることがあっても、なかなかその意味をわかっていないかった石製の塔婆を、歴史的な背景と意味を非常に分かりやすく解説してくださいました。講座が終わったあとに、これから話に登場した石塔を見に行くとおっしゃっていた受講生もおられ、新たな発見が多かったのではないかと思います。
あいにくの雨模様の中、そしてコロナ禍のため事前申込制で人数を限った中、150名を超える方がご参加していただきましました。ありがたい限りです。
今回の記念講演会は「奈良仏教と政治の世界」と題して、京都大学の吉川先生にご講演をいただき、関連する調査報告を3本いたしました。非常に熱のこもった良い会となりました。お越しいただいた方にはあらためて御礼を申し上げます。
なお、まだ「関西考古学の日」スタンプラリーも含めて各団体で講演会、講座等を用意していますので是非ご参加ください。冊子の方はコチラからダウンロードできます。