今日は大人の考古学体験講座の勾玉制作体験を実施しました。勾玉制作体験は、夏休みの子供向けの体験で人気のコンテンツですが、今回は大人向けの体験として難易度を上げました。
一つは石を同じ蝋石ですが印材として使っている石材を使いました。これは、労力として2倍から3倍かかります。そして、孔を舞錐を使ってあけることにしました。舞錐は職員の手製です。
さて、はじめてみますとなかなか皆さん時間がかかりました。成形作業はのこぎりで行った後、金ヤスリで行いました。ここまでに皆さん大苦戦です。舞錐で穴あけに約30~1時間、荒成形に1時間といったところでしょうか。これに事前の近江における玉作の話と実際遺跡から出土した玉類を解説して観察を約40分かけましたので、大まかな形ができるまでに3時間近くかかりました。
最後に磨き上げをして終了ですが、もう少し皆さん時間が欲しかったみたいです。皆さんお疲れさまでした。
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