2013年7月21日日曜日

恒例、夏休み最初の日曜日「あの遺跡は今!Part17」

拓本に挑戦!
近江八幡市安土町にある滋賀県立安土城考古博物館内において、恒例となりました夏の整理調査室公開事業・埋蔵文化財整理調査成果中間報告会「あの遺跡は今!Part17」
を開催しました。参議院選挙の投票日にあたり、出足を心配していましたが、延べ354名の方にご参加いただきました。夏休み最初の日曜日ということもあり、親子・家族でのご来場が多くありました。17日の夕方のテレビや18日の新聞に大きく取り上げられた高島市上御殿遺跡出土の人形代(ひとかたしろ)・馬形代(うまかたしろ)をモデルにした「古代のおまじないグッズをつくろう」には、博物館の開館前から順番待ちの列ができました。また、パウチ・シートにしてお持ち帰りいただいた拓本体験やホンモノの土器を使った接合体験は、お子さんだけでなく、大人の方にも大人気でした。子供から大人までという点では、全問正解者へのちょっとしたプレゼントもあり、クイズラリーも大人気。
また、上御殿遺跡出土の形代類や墨書人名土器の特別展示や速報もあったことから、歴史好きのお父さん世代=40~50歳代にもご参加いただけたことに、大変喜んでいると同時に、ぜひぜひ、次もご来場いただけるように頑張らねば!と気を引き締めてもおります。

人形代作りに親子で参加いただきました
次回、「あの遺跡は今!Part18」は平成26年2月16日(日)です。冬の陣は、じっくり聞かせる報告会を中心に、遺物展示・作業体験も行います。「毎回、何かひとつ新しい発見のある場」にしたいと考えておりますので、ぜひ、次回もご期待ください。

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