会場の様子 |
まずは勾玉の説明 |
展示した古代のアクセサリー |
さて、実施時間は11:00/13:30/15:30の3回でしたが、それぞれ1時間ほどかけて勾玉作りを行いました。材料となる勾玉形に切り出したろう石の角張ったところや平らなところを、棒ヤスリや紙ヤスリを使って丸く仕上げていきます。今年は、この出張版勾玉作りを小学校低学年向け、ホームグラウンドの県埋蔵文化財センターで行った勾玉作りを低学年向けとして事前にご案内していましたので、例年より比較的低年齢の子供が多く参加されていました。削って磨くという根気のいる作業を、熱心にやる子もいれば、途中で飽きてお父さん・お母さんに任せてしまう子もいて、いろいろでした。ともあれ、一生懸命に作った勾玉の穴に革紐を通して首からぶら下げると、立派なアクセサリーに。アレンジでプラスチックビーズやウッドビーズを加えても、見栄えがしていい感じになります。
参加者だけでなく、通りすがりの方たちにも、遺跡から出土した本物の首飾や耳飾などのアクセサリーやその制作道具を見ていただきました。こういった出張版のイベントは、いわばアウェイゲームですから、どれだけ関心の無い方たちにも文化財をアピールできるのか、われわれもいつにもまして気合が入ります。このような機会を、今後も増やしていきたいと考えています。
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