2011年7月2日土曜日

連続講座 文化財もの知り学2011 第3回「古代の最先端技術者集団 「秦」氏とその時代」

◆暑くなってきましたねー。まだ7月も初めなのに、先が思いやられます。
さて、そんな中やってきました第3回連続講座、本日は古代の渡来系氏族「秦」氏の話です。

会場の様子です。たくさん来ていただけました。
◆講師は堀真人(ホリマサト)さん。調査と発掘報告書作成に懸命に勤しみながら、その成果の普及・活用にも熱を込める、我が社が誇るアツい調査員の1人です。
◆渡来系氏族の中でも「秦」氏を考古学的に認定するのは案外難しいのですが、堀さんは古墳の形態などに着目し、何とか実証的に迫ろうと頑張りました。
◆その努力の甲斐もあり、講演会後のアンケートではありがたい評価をたくさんいただきました。その一方で、「古代近江における『秦』氏の役割・歴史的意義をさらに考古学的に探求していって欲しい!」というご要望も。
◆このご要望に応えるには、なかなかに難しい課題が多いようですが、古代の大国・近江を考える上で、とても興味深いテーマに位置づけられるはず。アツい男、堀真人さんの今後の研究に期待しちゃいました。
◆講座・講演会をとおして、私たち調査員も自らの「伸びしろ」に気づき、開拓していく・・・・・そうやってどんどん成長していけるよう、今後も頑張って参ります(S.S.)

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