台風が近づく中、開催自体も危ぶまれましたが、雨の止み間を縫って、現地説明会を開催することができました。
平成24年度から5年間にわたって実施してきた国道8号バイパス米原事業に伴う松原内湖遺跡の発掘調査は、今年度でおおよそ終了することになりましたので、今年度の調査成果だけでなく、これまでの調査成果についても説明させていただきました。
平成26年度の発掘調査で出土し、かつて新聞発表をした巻数板(かんじょういた)と卒塔婆は、今回が保存処理後初の公開となり、見学者の方々が熱心に見入っておられました。また、平成27年度の発掘調査で見つかった古墳の石室(古墳時代後期:6世紀)や平安時代の蔵骨器などは、現地は残念ながらご覧いただけなかったものの、出土した副葬品などの遺物を展示することができました。
今年度の発掘調査については、奈良時代の川やその川が埋まった後に営まれた中世の集落について、現地で、説明させていただきました。
事前の新聞報道があったこともあり、地元の方々を中心に約60人に参加いただきました。
当日配布した資料は
こちらからダウンロードできます。
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