滋賀県文化財保護協会

滋賀県文化財保護協会は、滋賀県内の遺跡の発掘・整理調査を行っております。
また、遺跡から出土した遺物を活用した普及活動を実施しています。
今後のイベント実施情報につきましては当協会ホームページ(www.shiga-bunkazai.jp)をご覧ください。

2012年7月29日日曜日

イオンモール草津さんで勾玉作りの体験学習を行いました

イオンモール草津さんは草津市にあるショッピングモールで、先週に引き続いてこの夏の勾玉作り体験第2弾です。今回は揃いのポロシャツを着用しました。イオンモールさんでの開催も今年で3年目となります。 会場は3階のイオンさん前のスペースだったのですが、10時の開店前からイオンさんとの間を隔てるシャッターの向こう側からたくさんの人の声が…。今回も開店と同時に大勢の方が受付に来られ、受付開始から20分で1回目の定員30名が埋まり、2回目・3回目についても午前中に定員がすべて埋まるという、例年にない盛況ぶりでした。
受付には長蛇の列が
さて、今回も11:00/13:30/15:30の3回、それぞれ1時間ほど勾玉作りを行いました。子供たちは材料となるろう石の角張ったところや平らなところを、棒やすりで削ったりサンドペーパーで磨いたりして、丸みを帯びた勾玉に仕上げていきます。この勾玉作りは、どれだけ削って磨くか、実は限界がありません。手を加えれば加えるほど、きれいな勾玉に仕上がるからです。どの段階で完成とするか、子供たちの頑張りと感性によるところが大きいのです。個人的には、尻尾の先を尖らせ気味にすると、形の良い勾玉になるように思いました。ともあれ、一生懸命に作った勾玉は、その子にとっては宝物です。穴に革紐を通して首からぶら下げると、立派なアクセサリーになりました。
まず勾玉とその作り方を説明します
棒やすりの使い方を教えています
また、遺跡から出土した勾玉などの古代のアクセサリーやその制作道具も、たくさん展示しました。こういったショッピングモールのイベントは、普段文化財にあまり接することのない方たちにも本物を見ていただく大きなチャンスです。ヒスイやガラスなどで作られた古代のアクセサリーの美しさも堪能していただけました。

2012年7月22日日曜日

フォレオ大津一里山さんで勾玉作りの体験学習を行いました

フォレオ大津一里山さんは大津市にあるショッピングモールで、この体験学習は毎年開催させていただいています。 10時の開店前に最寄りの入口にはすでに長蛇の列が…。 開店と同時に大勢の方が受付に来られ、受付開始から12分で3回分の定員90名があっという間に埋まってしまいました。 私どもとしましては大変嬉しく、またありがたいことだったのですが、 お断りしなければならないお客様も少なくなく、大変申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
さて、11:00/13:30/15:30の3回、1時間ほどの勾玉の制作体験を行ったのですが、 どの回も小学生たちが真剣に、ろう石を棒やすりで削ったりサンドペーパーで磨いたりして、 きれいな勾玉に仕上げていきました。時には手伝うお父さん・お母さんのほうが真剣になったり。 最後はどの子もがんばって作った勾玉のでき上がりに満足気な顔をしていました。 遺跡から出土した勾玉なども展示していたのですが、 通りすがりのお客様にも解説を聞いていただき、文化財に親しんでいただけたことと思います。
次の日曜日の7月29日には、イオンモール草津さんでも勾玉作りの体験学習を行います(詳細はイベント情報で)。 興味のある方はぜひおいでください。

「あの遺跡は今!Part15」を開催しました


遺物を目の前にしての展示解説


 近江八幡市にある滋賀県立安土城考古博物館内にある整理スペースで「あの遺跡は今!Part15」を開催しました。


蛭子田遺跡の土器の接合に挑戦!!

 

今回で15回目になります。毎年、2回、夏と冬に、滋賀県内の遺跡で実施されている発掘調査終了後に実施される整理調査の状況・成果を公開するイベントです。

 内容は、主な遺跡の調査報告や整理中の遺物の展示、出土遺物にちなんだレプリカの制作体験、整理作業体験を実施しました。

膳所城と蛭子田遺跡の調査報告会

 

 暑い中、400人を超える方々に来場いただきました。
 子供さんも遺跡や遺物にちなんだクイズの答えを探して、会場を飛び回っていました。

 次回は平成25年2月17日(日)の開催です。また、詳しい情報はHPで告知しますので、ぜひご来場ください。

2012年7月21日土曜日

土偶消しゴム作りの体験学習を行いました

(一社)石山観光協会・近江しじみ貝塚研究会さんの依頼により、 大津市黒津にあるウォーターステーション琵琶で開催された「第5回水辺の匠おもしろ体験ステージ」で、 体験学習をおこなってきました。 当日はあいにくの雨降りでしたが、このイベントには多くの方々が参加されていました。 私たちは午後からの参加で、お湯でゆでると固まる粘土消しゴムを使って、 土偶消しゴムを作る体験学習を行いました。 粘土消しゴムをシリコン型にいれて形を整え、10分ほどゆでると出来上がります。 ゆでている間は縄文人や土偶についてのお話をしたのですが、 参加された子供たちが熱心に聞いてくれたのがとても印象的でした。

レトロ・レトロの展覧会が始まりました

今日から滋賀県埋蔵文化財センター1階ロビーで、『レトロ・レトロの展覧会2012』を開催しています。この展覧会では、昨年度県内で発掘された話題の遺跡を、どこよりも早く展示しています。遺跡の展示以外にも、「古代火起こし体験」・「プラバンアクセサリー作り」・「クイズラリー」などのイベントを、水曜日~金曜日の午後1時~5時と土・日の午前9時~午後5時に実施しています。また、イベントを実施していない日も「古代の衣装を着てみよう!コーナー」・「古代の出土品パズル」などは常設していますので、ご自由に楽しんでください。
 ●開催期間:7月21(土)~9月2日(日)
 ●開催時間:午前9時~午後5時まで(期間中は無休、イベント開催日に注意してください)

展示室の入口- 今年は、古墳時代の馬(模型)とかわいい兵士がおでむかえ。

火起こしコーナー

古代の衣装を着てみよう!コーナー― 奈良時代の、衣装を復元しています。(新作です!)

2012年7月14日土曜日

長浜市塩津港遺跡の発掘調査現地説明会を開催しました

 平成18年から20年度の発掘調査で神社遺構が見つかり、300点を超える起請札などの木簡や5体の神像が出土した塩津港遺跡。今年度は、その場所から約250m南東の琵琶湖岸で発掘調査を行い、平安時代後期に琵琶湖を埋め立て造成した遺構を発見し、その状況を一般公開する現地説明会を開催しました。 
 準備中は連日雨模様の、まさに梅雨空。当日の天候も危ぶまれましたが、午後には晴れ間も見え、予定どおり現地説明会を開催。琵琶湖の最北端で、交通の便もそれほど良くない場所ですが、115人の方に見学いただきました。
 説明会では、調査を担当した調査員が、これまで実態が明らかではなかった中世の塩津港の施設の一角の発見について、熱の入った説明を行い、類例のない複雑な埋め立て技術については、調査の苦労談も交えながら紹介しました。 
 なお、今回の調査内容については、平成24年7月21日から9月2日まで、滋賀県埋蔵文化財センターで写真パネルの展示をします。開催中の、レトロ・レトロの体験フェスタ2012と併せて、是非、ご来場の上、ご覧ください。

2012年7月7日土曜日

連続講座文化財もの知り学2012第3回を開催しました

連続講座「文化財もの知り学2012」第3回は、7月7日の七夕の日に、「甲賀の谷の物語・古墳と中世採石場-湖南市岩瀬谷古墳群の調査から-」と題して、当協会企画調査課主任の辻川哲朗さんが講師を担当して開催されました。岩瀬谷古墳群は古墳時代後期の群集墳で、砂防ダム工事の計画に伴い、平成23年度に発掘調査が行われました。現地調査を担当された辻川さんは、古墳5基の調査成果(うち2基は新規発見)と中世頃の石切り場関連遺構の発見について、わかりやすく調査成果を説明され、終了後は受講者の皆さんから活発な質疑応答がありました。 次回第4回は、大津市史跡近江国庁跡の調査成果について解説いたします(8月4日開催)。