2019年10月25日金曜日

第6回連続講座を開催!




 朝からの雨、受講者がどれだけいらっしゃるか心配でしたが、
多くの方に来ていただきました。
 テーマは「渡来人の葬送儀礼の移ろい/大津市志賀古墳群の分析」
講演後返信されたアンケートの中には、「分析・謎解き」といった言葉が散見し、
併せて「興味深く聴きました」とのご感想を複数の方から頂きました。
 第7回は11月22日(金),テーマは「上方と大名の縁とコネ/近世大坂瓦の研究」です。
ご期待ください。

2019年10月21日月曜日

上砥山遺跡で現地説明会を開催しました!

  10月19日に栗東市上砥山遺跡の現地説明会を開催しました。当日はあいにくの雨模様でしたが、80人近くの方々にご参加いただけました。
  今回の説明会では、飛鳥時代から奈良時代にかけての河川跡から見つかった遺物、特に琴柱や土馬、硯などが目玉となりました。これらの遺物から、文字を読み書きできる人々がいたことが考えられる一方で、建物跡が一棟しか見つかっておらず、上砥山遺跡がどのような人々と関わりのある遺跡であるかは、未だ検討の余地があります。
  今後も調査は続きますので、上記の課題もふまえつつ、遺跡の実態に迫れるように努めていきたいと思います。天候の悪い中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
 なお、当日に配布した資料はコチラからダウンロードできます。

2019年10月8日火曜日

遺跡発掘技能講習会 開催

 

 本日10/8から、年配の方向けに全6回の遺跡発掘技能講習会を、滋賀県立安土城考古博物館で行っています。
 講座内容は、埋蔵文化財を調査する目的、発掘にあたって必要な技能等についてで、
講習会では、講義だけでなく実際の発掘・土器の取扱いも体験してもらいます。
 発掘という視点から、埋蔵文化財について見ていただく機会になっているかと思います。

2019年10月3日木曜日

「お墓からみた多賀の歴史」展㏌多賀町立博始まりました!

この写真の左手にアケボノゾウがいます
滋賀県埋蔵文化財地域展の第1弾として多賀町内の遺跡を取り上げた展示「お墓からみた多賀の歴史」が夏の滋賀県埋蔵文化財センター開催に引き続き、多賀町立博物館開催が始まりました。
 多賀町立博物館と言えば、アケボノゾウで有名ですが、その模型のすぐ脇で展示しています。ロビーでの展示で無料となっていますので、この機会にぜひお越しください。10/19(土)までとなっています。
 また、この展示に関連して多賀町内のみどころを散策する文化財探訪を企画しています。申込制となっていますので、興味のある方はぜひお申し込みください。詳しくはコチラをご参照ください。