2022年7月30日土曜日

夏休みの体験学習『縄文人の食卓を復元せよ』を開催しました!

 

今日は夏休みの親子体験企画で『縄文人の食卓を復元せよ-きみは3つのミッションをクリアできるか』を開催しました。クリアするミッションは3つあり、

ミッション1:コイの骨格標本を作る

ミッション2:縄文人の食卓を貝塚から復元するヒントを探る(講座)


ミッション3:粟津湖底遺跡から出土した動物骨を鑑定する(ワークショップ)です。

無事、3つのミッションをクリアし、出来上がったコイの骨格標本を持って帰りました。


2022年7月16日土曜日

第2回の連続講座を開催しました!

 

本日は第2回の連続講座「弥生の剣の考古学-文様と形からみた歴史」と題し、当協会の中村健二が講師を務めました。

2013年に高島市の上御殿遺跡から出土した鋳型に関して、その系譜、解釈を調査担当者としてどう考えたのかを話してくださいました。

講座で取り上げた上御殿遺跡出土の鋳型は7/23から滋賀県埋蔵文化財センターで始まる滋賀県埋蔵文化財地域展Ⅳに出品されます。また、同じ上御殿遺跡でも古代を中心とした遺物は、7/16(本日)から滋賀県立安土城考古博物館で開催される「発掘された近江Ⅱ」で展示され、関連講座も開催されます。興味があればぜひ足をお運びください。


2022年7月6日水曜日

文化財の活用を通した地域資源化セミナーを開催しました。

今日は、今年度第1回地域資源化セミナーを開催しました。通算6回目となります。

今回はテーマを「文化財の価値とその活かし方-民間事業者の視点から-」と設定しました。講師として福井県の熊川宿で1棟貸の宿を中心に事業を展開されている株式会社デキタの時岡さんと京都を中心にガイドツアーを展開しているまいまい京都の以倉さんをお招きして、民間事業者の視点で地域の文化財をどのように活かすのかを講演いただきました。

講演の後には、講演を補足する形で様々な話題を話しながら、参加者の現在の解題についてどのように解決できるのか等の質問を出発点に議論しました。

 民間の立場、行政の立場など立場違いの中で、多くの課題が見えてきたと思います。今後は、これらの課題を一つでも解決できる方法を本セミナーを含め提案できればと思っております。非常に内容の濃いものとなりました。

 今年度は、あと1回開催する予定ですので注目していただければと幸いです。