2010年8月29日日曜日

ミニ戦(いくさ)サイズ~信長軍団の長槍戦法に挑戦~

野玉先生の鏑矢の実演
 このイベントは、同博物館で開催した展示会「戦国の琵琶湖(うみ)~近江の城の物語~」に関連行事として、実施しました(午前・午後各1回)。

 親子31組76人が信長軍に扮し、信長軍が使用した長さ6間半(約7m)の長槍(のレプリカ)をもって模擬戦(戦サイズ)を行いました。

 滋賀県弓道連盟の野玉隆文先生の鏑(かぶら)矢の発射を合図に、約20m離れた敵陣地に攻め込み、敵の盾にとりつけられた風船をすべて割ったら終了です。




長槍を上手くつかえるかな




 終了までの時間を測って、最短記録を競いました。長槍は予想以上に重く、子供たちだけではあつかいがなかなか難しかったのですが、お父さん・お母さんの助けもあって、信長軍の勝利で無事終了しました。




敵陣に攻め込み風船を割ります
 最短記録を出した組の子供たちには、スイカ割りをやってもらいました。その後、開催中の展示を職員の解説付きで見学しました。夏空の下、短時間でしたが、戦国体験を楽しんでいただけたのではないかと思います。

2010年8月22日日曜日

第1回 古代の火起こし選手権

毎年恒例になった「レトロ・レトロの展覧会」。今年は例年行っている火起こし体験をグレードアップ!!
 親子部門、小学生高学年(4年生以上)部門、お父さん・お母さん部門の3部門で火起こし器による着火スピードを競いました。当日受付で参加費は300円(保険料・参加賞)。しかし、最高気温が36℃を越える猛烈に暑かったです。 いつもは図書館に向かう人が通り過ぎて行くのに、全く人通りナシ。

その様な中でも、約60人の人がチャレンジしてくれました。親子部門ではお祖父さんとお孫さんのペアが好記録出しました。お孫さんも鼻高々でした。
もうお疲れの様子の小学生
親子部門で奮闘するお母さん
  小学生高学年部門では、予選では着火していましたが、決勝戦では10分以上頑張っていましたが最終的に誰も着火できず、じゃんけんで順位を決めました。
  上位入賞者は、協賛企業さんからの豪華な副賞が進呈されました。

記録を順次掲示しました
記録は以下の通りです。

お父さん・お母さん部門 1位  49秒31 2位 1分07秒00 3位 1分44秒25

小学生高学年部門    1位 2分38秒47 2位 5分26秒00 3位 5分51秒68

親子部門        1位  40秒72 2位 2分15秒00 3位 2分23秒03

来年もぜひ『第2回 古代の火起こし選手権』開催したいと思っています。

2010年8月14日土曜日

勾玉を作ろう!(イオンモール草津)

お盆休みもそろそろ終盤となったこの日、イオンモール草津店で出張体験イベント、勾玉を作ろう!を実施しました。
11:00~/13:30~/15:30~ 各回30名、参加費500円



スタッフの説明を聞いて、いよいよ作業開始です。
勾玉の形に切った蝋石を水につけながら、やすりで削っていきます。
お父さんやお母さんに手伝ってもらいながら作る子や、ひとりで黙々と角を整えていく子に混ざって、一心不乱に削るお父さんの姿も…



会場では実際に県内の遺跡から出土した勾玉や、現代でいうピアスのように耳にはめるアクセサリーの他に、勾玉を作るときに古代の人が使った道具も展示しました。


大型ショッピングセンターでの体験イベントは不定期に実施しています。
開催に先立つお知らせは滋賀県文化財保護協会のホームページで公開しているほか、年4回発行している文化財福袋(ダイレクトメール)でお知らせしています(送料・購読料無料)。

2010年8月1日日曜日

連続講座 モノ知り学2010 「発掘!!古代の物流の実態-彦根市六反田遺跡の発掘調査から-

今日は本当に暑い!!こんなに暑い中、たくさんの受講生が参加してくださいました。
講座の内容は、講師の堀さんが調査に関わった彦根市の六反田遺跡の調査成果をもとに、古代の物流拠点とはどのようなものであったのか、また、物流の視点からみた近江・琵琶湖に迫りました。